ハゲ・脱毛症の原因と対策

ハゲ・脱毛症の原因と対策

「ハゲ・脱毛症」に悩む男性は年々増加を続けていて、国内1,000万人以上の男性が薄毛に悩んでいると言われています。ハゲ・脱毛症にタイプが様々あって原因と対策はそれぞれ違いますので、その原因と対策について解説いたします。

若年性脱毛症(若ハゲ)

若ハゲは早い人で20歳を過ぎたあたりから若ハゲが進行しはじめるものですが、全ての人が若い年齢から変化が現れるということではなく、多くの場合が遺伝的な問題や、ストレス・生活習慣等の影響が主な原因と言われています。
若いうちから対策をしておくことがとても大事です。食生活の改善、充分な睡眠、精神的ストレスの発散、洗髪方法の改善、飲酒喫煙を控えるなどの対策が有効的です。

  • 食生活の改善
  • 偏った食事はハゲの原因のひとつです。毎日食べる食事だからこそ、長い目で見ると大きな差になります。一般的に、海藻類をたくさん食べると毛に良いと言われていますが、これは医学的な根拠はありません。バランスが良い食事を取る事が大事なのです。

  • 充分な睡眠
  • 寝ている時間は、髪を作る時間でもありますので、睡眠の時間が充分でないと髪に大きな影響が出ます。質の良い睡眠を心がけて睡眠時間も充分にとるようにしましょう。肌のゴールデンタイムと同じ夜10時から深夜2時までが最も髪の再生が活発なので、その時間に睡眠をとるに心がけましょう。

  • ストレス発散
  • 「ストレスハゲ」という言葉を聞いたことがないでしょうか?
    ストレスが溜まることと交感神経が刺激されて神経のバランスが崩れてしまって自律神経の乱れてしまいます。自律神経の乱れることによって血管が収縮させてしまって血行不良になり、栄養を運ぶ血液の流れが悪くなることで毛根に栄養が届かず孟母細胞の活性を妨げるのです。また、円形脱毛症もストレスが大きな原因のひとつと言われています。
    このように、ストレスとハゲには深い関係にありますので適度にストレス発散するように心がけましょう。

  • 飲酒
  • 適量であれば問題ありませんが、度の過ぎた飲酒は、頭皮の毛根の栄養不足を招きます。
    アルコールが肝臓で分解されるその際に「アセトアルデヒド」という毒性のある物質が発生します。これも分解されて最終的に無害な物質になるのですが、アルコールの摂取量が多いと分解が間に合わず、アセトアルデヒドが血液を通して体内に循環してします。これが脱毛の原因と言われている「ジヒドロテストステロン(DHT)」を増加させるのです。これがハゲる直接手に原因のひとつと言われています。

  • 喫煙
  • ニコチンよって毛細血管が収縮してしまって、毛根に栄養が十分に行き渡らないことで髪の毛が抜け落ちてしまうと言われています。

  • 正しい洗髪方法
  • 1.夜のみ、1日1回のみにする
    2.まず、しっかり湯洗いをする
    3.シャンプーを手にとってよく泡立てる
    4.コンディショナーをつける
    5.しっかりすすぐ

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は、皮脂の分泌が過剰に増えて起こる脱毛の症状です。

  • 脂漏性脱毛症の原因
  • 皮脂が毛穴を塞いでしまうことで、細菌やダニ類の繁殖を招いてしまって炎症や化膿を起こしてしまうことが原因です。

  • 脂漏性脱毛症の対策
  • 定期的なウォーキングや筋トレなどを習慣付けて代謝機能を高めるための適度な運動とファストフードなどの油っこい食べ物は控えて、ビタミンB群を含む野菜を多く食べるなど、栄養バランスの管理が大事です。また、コーヒーやアルコールなど、刺激の強い食品も避けるなど食生活の管理が脂漏性脱毛症の対策としてとても効果的です。
    症状が現れた場合は、悪化する前の初期のうちに専門医に相談することを推奨します。

ひこう性脱毛症

ひこう(粃糠)性脱毛症は、頭皮のフケが原因で起こる脱毛の症状です。

  • ひこう性脱毛症の原因
  • もともとフケが出やすい人は、間違った洗髪方法をしていることがひこう性脱毛症にと起こしている可能性が高いです。
    フケの発生を抑えようとしてゴシゴシとと強い力で頭皮をこすったり洗浄力の強いシャンプーで洗ったりすると逆に角質を壊してしまうのです。

  • ひこう性脱毛症の対策
  • 洗髪で頭皮を清潔に保つことがひこう性脱毛症の対策になります。
    洗髪は脱脂力の高いシャンプーは必要ありませんし、強い力でこする必要もありません。
    シャンプーは馬油や天然成分を配合した肌に優しいシャンプーを選び丁寧にマッサージ洗いするように心がけましょう。
    また、シャンプー前にお湯洗いをすることが、頭皮を温めて毛穴を広げることで溜まった汚れを浮かせやすくするために大事です。
    症状が現れた場合は、悪化する前の初期のうちに専門医に相談することを推奨します。

AGA(男性型脱毛症)

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性にみられる抜け毛・薄毛の状態です。額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。

  • AGA(男性型脱毛症)の原因
  • 一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と言われています。
    男性ホルモンはテストステロンというホルモン物質で体内の5αリダクターゼという還元酵素と化合することで5αジヒドロテストステロン(5αDHT)というホルモンに変換され、毛乳頭細胞にある受容体に結合すると、強力な発毛抑制作用をする考えられています。

  • AGA(男性型脱毛症)の対策
  • AGAの主な脱毛原因と考えられている「5αDHT」を抑制させることが対策になります。
    現在、化学的に抑制させるフィナステリド(プロペシア)と呼ばれる薬剤が医薬品として認められています。

AGAが原因で起こるハゲのタイプ

主な原因はAGAと考えられていますが、生活習慣やヘアケアも原因のひとつなので心当たりがある方は改善をする必要があります。

  • M字ハゲ
  • 生え際の両サイドが「M」の形に剃りこみを入れたように進行していく禿げ方です。

  • O型ハゲ
  • 頭頂部付近が薄くなる禿げ方で、つむじ付近がOの形に薄くなっていく傾向があります。

  • U型ハゲ
  • 生え際が後退して額がどんどんと広くなる禿げ方です。

円形脱毛症について

円形脱毛症に悩まされている人は意外と多いといわれています。円の形をした脱毛班が発生し、それが次第に拡大していくことから、別名「10円ハゲ」とも呼ばれている誰でも発症する可能性がある症状です。

最近では女性や子供の円形脱毛症が増えてきており、その脱毛部分の形や大きさも人によって異なります。症状がひどい場合には髪の毛だけでなく、体毛まで抜け落ちることがあります。子供の場合は本人に自覚がありませんので、気づかないまま放置されているということもあるようです。

原因もさまざまで「精神的なストレス」や「遺伝的な要因」、「自己免疫疾患」や「内分泌異常」など、すべてが解明されているわけでもありません。症状もさまざまで、軽い場合には自然治癒で治る場合もありますし、逆に自然に完治せずに進行する場合もありますので、その場合は適切な治療を受ける必要があります。

円形脱毛症の治療には時間がかかる場合が多く、薬を使用したとしても焦らずに根気よく治療しなければなりません。長い期間薬を服用するということは副作用が出てくる場合もありますので、医師とよく相談して、薬を使うようにしましょう。

病院で処方される薬の代表格として、「フロジン液(塩化カルプロニウム5%)」というものがあります。これは皮膚の血管を拡張して血流をよくする働きがありますので、頭皮に塗れば毛根を活性化させて脱毛を防ぎ、発毛を促してくれます。
また、ステロイドも塗り薬・内服薬としてよく処方されており、炎症を抑える効果があるため効果があると言われています。

一度円形脱毛症になった人でも、再発する可能性がありますので、日ごろからケアをしっかりとするようにしましょう。


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